「ネガティブな感情って、ちゃんと感じきったらなくなるんですか?」
少し前に、そんなDMをもらったんです。
これ、すごく多くの人が気になってることだと思う。
悲しい時、不安な時、イライラする時。
私たちってすぐ、早く終わらせなきゃって思っちゃうから。
でも私はそうは思ってないんです。
感情って、なくすものじゃない。
消すものでも、コントロールするものでもない。
ただその時、その時に湧いてきて、通っていくもの。
今日はそんな<感情の取り扱い方>の話をします。
感情は、出てきていい
身体が緩んだ時に、急に涙が出そうになったり、なんかザワザワしたり、逆に笑いが込み上げたりすることってあるんですよ。
あれって、変なことじゃないんです。
止まってたものが、やっと動き出しただけ。
ずっと身体が緊張してると、感情も一緒に止まりやすい。
でも緩むと、動けるようになる。
だから出てくる。
それだけなんです。
向き合うより、寄り添う
私は「感情と向き合う」って言い方に、あんまりしっくりこなくて。
向き合うってなると、すぐ
「なんで?」
「何が原因?」
「いつ終わるの?」
ってなりやすいでしょう。
でも、自分が泣いてる時にそんなこと聞かれたら、しんどくない?
本当に欲しいのってたぶん、
「いいよ、そのままで」
って言ってもらうことなんだよね。
だから自分の感情にも、それをしてあげればいい。
悲しいなら、悲しいでいい。
不安なら、不安でいい。
怒ってるなら、怒ってるでいい。
不安な時ほど、何もしない
不安って、すぐどうにかしたくなるよね。
調べたくなるし、答えを探したくなるし、何か行動したくなる。
でもその動きって、不安をちゃんと感じるためじゃなくて、
不安から離れたいだけのことも多いんです。
だから私は、不安な時ほど
何もしないでいてみる
のが大事だと思ってる。
「あ、私いま不安なんだな」
「めっちゃ怖いんだな」
それだけでいい。
解決しなくていい。
立て直さなくていい。
ただ、不安と一緒にいる。
すると案外、
「あれ、ただ不安なだけだった」
って見えてきたりするんです。
身体は、感情を止めるために固まる
泣きそうになると胸が固くなる。
怒りを我慢すると、お腹に力が入る。
怖い時って、全身がぎゅっとなる。
こんなふうに、感情を抑えるために身体を固めてることがすごく多いんです。
だから身体がガチガチな人は、ただ姿勢の問題だけじゃなくて、
感じないようにしてきたものがあることも多い。
で、緩むと出てくる。
でもそれは悪いことで変なことでもないんだよね。
ただ、流れが始まっただけなんです。
感情はロケット鉛筆みたいに
順番に出てくる
感情って、一個出たら終わりじゃないです。
悲しみのあとに安心が来ることもあるし、
そのあとにまた不安が出ることもある。
だから大事なのは、今出てきたものを途中で押し戻さないこと。
「あ、今はこれなんだな」
って受け取ってあげる。
それだけで、ちゃんと流れていきます。
感情は、なくならない
感情は、なくならないんです。
どれだけ学んでも、どれだけ整っても、
不安はあるし、悲しみもある。
寂しさもあるし、喜びもある。
全部ある。
だから目指すものは、
「不安がなくなること」じゃない。
不安があっても、大丈夫でいられること。
私はそっちのほうがずっと大事だと思ってる。
早く終わらせなくていい
苦しい時って、早く抜けたくなるよね。
でも、無理やり終わらせようとすると長引くことがある。
ちゃんと苦しい時って、ちゃんと苦しんだほうが終わるんです。
もう無理。
もう疲れた。
もうどうにもできない。
そこまでいくと、ふっと力が抜ける時がある。
だから苦しみも悪者にしなくていい。
通るものは、ちゃんと通ったほうがいい。
最後に
感情は、消さなくていいです。
悲しい日があっていい。
不安な日があっていい。
ぐるぐるする日があっていい。
大事なのは、追い出さないこと。
急がせないこと。
どうにかしようとしすぎないこと。
ただ、
「いま、こうなんだね」
って、自分が自分のそばにいてあげること。
それで十分。
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