今日はボディケアの根っこの話をしたいんです。
それが、「そもそも身体って何だと思ってる?」ということ。
ここがズレたままだと、
「緩めるってどういうこと?」
「なんでボディケアしてるのにうまくいかないの?」
「どこをどうしたらいいの?」
ってところが、ずっと噛み合わないままになってしまうからです。
身体は“パーツの集まり”じゃなくて、“山”みたいなもの
身体って何かを考える時、私はよく「山」を思い浮かべます。
山って、どこからどこまでが山なんだろう?
土が盛り上がってる部分が山なのか、木が生えてるところが山なのか。
でも木があるってことは
根が張っていて、
土の中には水が流れていて、
虫がいて、
動物がいて、
土壌菌がいて、
気候があって、
風があって、
日差しがあって。
そう考えると、山って「これだけが山です」とは言えないんですよね?
いろんなものが全部つながって、一つの生命体みたいに存在している。
身体も、それとすごく似ています。
骨があって、
筋肉があって、
筋膜があって、
内臓があって、
体液があって、
皮膚があって、
細胞があって、
リンパが流れていて、
そこに感情も関わっている。
どれか一つだけ切り取って「ここだけ整えればいい」とは言えないんです。
うまくいかないボディケアは、“土砂崩れの応急処置”
たとえば山で土砂崩れが起きた時、
そこだけネットを張って補強したとしても、
根本の原因が変わっていなかったら、
また別のところで崩れたりするじゃないですか。
木を切ってはいけない場所を切ってしまって、水の流れが変わって、山そのものが弱っていたら、表面だけどうにかしても追いつかない。
身体もそれと同じです。
腰が痛いから腰を揉む。
お腹が出てるからお腹だけへこませようとする。
便秘だから腸だけどうにかしようとする。
肩がこるから肩だけ伸ばす。
もちろん、それで一時的に楽になることはある。
でも、それだけだとどうしても“その場しのぎ”になりやすい。
身体ってもっと全体でつながっているから、
「ここがつらい=ここに原因がある」
ではないことのほうが、むしろ多いんです。
「問題がある場所をどうにかする」という発想をやめてみる
ボディケアがうまくいかない人って、ものすごく真面目な人が多いです。
ちゃんと良くなろうとしてるし、ちゃんと努力してるし、ちゃんと身体のことを考えてる。
でも、その真面目さがそのまま
「ここに問題がある」
「だからここを改善しないといけない」
「ちゃんとやらなきゃ」
という方向に向いてしまうことがある。
ただ、amical®︎で見ている身体って、そもそも“問題だらけの壊れたもの”じゃないんですよね。
むしろ、その人が今まで生きてきた流れの中で、ちゃんと必要があって今の状態になっていると見ています。
だから、
「なんでこんなにガチガチなんだろう」
「なんで緩まないんだろう」
って責めるより、
「今までこの緊張が必要だったんだな」
「この身体はこの身体なりに、ちゃんとやってきたんだな」
って見てあげたほうが、身体はずっとほどけやすくなります。
緊張は、人生の中で身につけた“ルール”から生まれてくる
身体の慢性的な緊張って、ただ筋肉の問題だけじゃないんです。
私たちは生まれてきてからずっと、いろんなルールの中で生きています。
家族の中のルール。
学校のルール。
友達とのルール。
親の期待。
「こうしたら怒られる」
「こうしたら悲しませる」
「こうしていないと私は生きていけない」
そういうものを、小さい頃からたくさん身体に入れてきている。
その中でも特に深く入ってしまったものは、
ただの考えじゃなくて、もう“生存ルール”みたいになっていきます。
「これを破ったら危ない」
「これを守らないと愛されない」
「これを外したら一人になる」
そう感じてしまうものが多いほど、身体はずっと緊張しやすくなる。
だから、小さい頃から肩こりがある人もいれば、足首がずっと硬い人もいるし、胸がずっと詰まってる人もいる。
身体だけ見てもわからないことが、その人の生き方や歴史を見た時にすごく自然につながることがあるんです。
大人になっても、昔のルールのまま生きていると身体は苦しくなる
本当は思春期くらいから少しずつ、
「私はそうは思わない」
「私はこうしたい」
「このルールはもういらない」
って、自分の感覚で新しい生き方を選んでいく時期が来ます。
でも、その切り替えがうまくできなかった時、
昔のルールを抱えたまま大人になってしまうことがある。
お母さんの前だと今も緊張する。
お父さんの前だと本音が言えない。
兄弟の前だと小さくなる。
誰かの期待に応え続けることが、自分の役目みたいになっている。
そういう状態って、心だけじゃなくて身体にもちゃんと出ます。
だから、身体がふわっとしている人って、案外「自分をそこまで締め付けていない人」が多い。
反対に、身体がずっとガチガチの人は、自分に対するルールも厳しいことが多いです。
女性の身体には、“頑張るケア”より“緩むケア”が合うことがある
世の中に広まっているボディケアって、体系立てられていて、理論化されていて、みんなに同じように教えやすいものが多い。
でも、そういうものってかなり“男性性寄り”なんですよね。
筋トレも、ピラティスも、ヨガも、もちろん合う人にはすごくいい。
でも、全部の人に同じように必要かと言ったら、そんなことはない。
特に、自分に厳しくて、意地を張って、ずっと右肩上がりで頑張ってきた女性ほど、
さらに「頑張る系」のボディケアを足すと苦しくなることがあるんです。
綺麗になりたい。
もっと良くなりたい。
もっと上を目指したい。
その気持ち自体が悪いわけじゃない。
でも、それが強すぎると、身体はずっと休まらない。
女性の身体って、もっと自由でいいし、もっと開いていい。
やりたいことをやっている時のほうが、実はすごく整いやすかったりするんです。
身体が硬い人は、だいたい“意地を張っている”
誰にも頼らない。
一人でやる。
助けてなんて言わない。
どうせ私なんて。
でも負けたくない。
認められたい。
ちゃんとやらなきゃ。
こういうのって全部、身体に出ます。
特に、足で踏ん張ってる人、胸を張ってる人、顎に力が入ってる人。
それぞれ場所は違っても、根っこには「力を抜けない理由」があることが多い。
だから、身体が硬い人に必要なのは、単にストレッチの種類を増やすことじゃなくて、
何に拳を上げているのかに気づくことだったりします。
何に怒ってるのか。
何を守ろうとしてるのか。
何を怖がってるのか。
そこに気づくと、身体を緩める意味も全然変わってきます。
じゃあ、どうしたらいいの?
最初にやることは、すごくシンプルです。
自分の身体に合わないことを、無理に続けないこと。
これだけでも、かなり変わります。
ヨガをするとしんどいなら、一回やめてみる。
ストレッチが苦痛なら、毎日やらなくていい。
運動したくない日は、しない。
休みたいなら、休む。
歩きたくなったら、歩く。
それだけ?って思うかもしれないけど、
その“それだけ”が、実はすごく大きいんです。
だって、自分の感覚を無視しないって、
身体からしたらものすごく安心することだから。
「自由にやる」は、立派なボディケア
身体を整えるっていうと、つい
「正しいことを続ける」
「努力する」
「習慣化する」
みたいに考えやすいんだけど、
amical®︎ではそこを少し違う角度で見ています。
やりたいからやる。
今日はやりたくないからやらない。
疲れてるから休む。
動きたいから動く。
こういう選択の積み重ねも、立派なボディケアです。
歩いて痩せた人がいたとしても、
それは「歩くのが正解だった」んじゃなくて、
その人が歩きたい時に歩いたから、身体が応えてくれただけかもしれない。
やりたくないのにやると、身体はアクセルとブレーキを同時に踏まれてるみたいになります。
そりゃ疲れるし、整いにくい。
だから最初に見るのは「何が正しいか」より、
今、自分はどうしたいかなんです。
緩めるって、人生のルールを少しずつほどくこと
amical®︎でやっている「緩める」は、
ただ筋肉をふわっとさせるだけではありません。
人生の中で握りしめてきたルール。
力を入れないと生きられなかった癖。
自分を守るために必要だった緊張。
それを、身体から少しずつほどいていくことでもあります。
だから、緩めているうちに感情が出てくることもあるし、
「あ、私本当はずっと頑張ってたんだな」
って気づくこともある。
身体を見ていくって、結局、自分の人生を見ていくことでもあるんです。
まとめ|身体は“山”みたいに見たほうがうまくいく
身体を部分で見ると、どうしても
- ここが悪い
- ここを治したい
- ここをなんとかしたい
となりやすい。
でも、身体って本当はもっと大きなひとつの生命体です。
山みたいに、いろんな要素が全部つながって今ここにある。
だから、どこか一箇所だけをどうにかしようとするよりも、
- 自分に合わないことを無理にしない
- 身体の声を無視しない
- 頑張りすぎている時は休む
- やりたいことをやる
- 緊張にも理由があると理解する
こういうところから整えていくほうが、身体はずっと変わりやすいです。
死ぬまでにちょっとずつ緩んでいけばいい。
それくらいの気持ちで、自分の身体と付き合っていけたら十分です。
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